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おもしろかった!を伝えたい。読書感想・書評ブログ

実際に読んでおもしろかった本を紹介しています。

もっと自分のために生きよう!「嫌われる勇気/岸見一郎・古賀史健」

嫌われる勇気(岸見一郎・古賀史健)

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いま、このブログを書いている私のPCには一枚のふせんが貼ってあります。そこには「課題を分ける」の文字。この本から一番感銘を受けた箇所です。

 

本著は、フロイトユングに並び「心理学の三大巨頭」と呼ばれたアルフレッド・アドラーの思想を、青年と哲人の対話形式で書かれています。

第一夜 トラウマを否定せよ
第二夜 すべての悩みは対人関係
第三夜 他者の課題を切り捨てる
第四夜 世界の中心はどこにあるか
第五夜 「いまここ」を真剣に生きる

まず、はじめから衝撃的でした。「トラウマ」なんてものは存在しない、というのです。
著書の中では、何年も自室に引きこもっている友人の話で例えられています。「外に出たい」と思っているのですが、出た途端、動悸がはじまり手足が震えて出られないのだと。これに対して哲人は「外に出たくないから、不安という感情をつくりだしている」というのです。

●青年の考え方
不安だから外に出られない→決定論

●哲人の考え方(アドラー心理学
外に出たくないから、不安という感情をつくりだしている→目的論

つまり過去の経験に今の自分が支配される必要はない!というのです。

「怒りは出し入れできる道具」というのも興味深い所でした。起きた物事自体に意味があるのではなく、自分がどんな意味付けをするかが重要と。これは読んでいて7つの習慣にも通じるものだと感じました。

なにより冒頭で書いた「他者の課題を切り捨てる」が一番感銘を受けました。

他者の期待を満たすために、あなたは生きているわけではない。他者もまたあなたの期待を満たすために存在しているわけではない。

そう思えば、気持ちがすこし楽になります。
行きたくもない飲み会に参加する必要もない、上司がまだ帰らないからと自分も残業する必要もない、場の空気のために同調する必要もない、いい奥さん(旦那さん)と思われるために無理して頑張る必要もない!のです。

あなたがあなららしく、自分のこころに正直にいきること、それで嫌われたとしてもかまわない。自分の価値を認めるのは自分自身であり、他者のために生きているわけじゃないんだから!とエールをおくられているように感じました。

 

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