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おもしろかった!を伝えたい。読書感想・書評ブログ

実際に読んでおもしろかった本を紹介しています。

せつなすぎて途中で一旦読めなくなった「八日目の蝉/角田光代」

八日目の蝉/角田光代

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先日のアメトークの「読書芸人」を見て、小説に没頭したくなり手に取りました。

「はじめて」でした。せつなすぎて胸が痛くて、途中読み進めることができなくなった本は。

あらすじは、、、不倫相手の妻が産んだ赤ちゃんを誘拐した女が、その子とともに逃亡する話。後半はその赤ちゃんが大人になり、自分の過去に向き合うというストーリーです。

子を持つ親として、赤子を誘拐なんて、そりゃなにがあってもやっちゃいけないでしょ!と思うのだけど、だんだんとその女の純粋で懸命な姿に感情移入し、追いつめられていく状況にハラハラしてしまいました。


ネタバレになるけど、ついに警察に捕まるシーンでは、涙、涙、涙。(またここが静かに描かれているのがにくいんだよなぁ!)
涙の最高潮は、捕まる際に女が叫んだ一言。
これは物語の後々で出てくるのだけど、何度も読み返し、鼻水だらだらになるまで泣きました。

 現実的に考えたら、いくら愛情もって育てたにしても、子どもの学校とかどうするの?健康保険は?予防接種は?結婚は?とか問題ばかりであり得ないんだけど、色々なことを考えさせられるお話でした。

これは、重松清さんのとんびに並ぶ、MY BEST BOOKになりそうです。

 

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